今回は、2色印刷原稿の作り方についてお話したいと思います。
「2色印刷してみたいけど、原稿の作り方がわからない」
「何度かトライしたけどいつも失敗しちゃう」
という方必見です。
2色印刷の原稿は、原稿用紙を2枚使用して作ります。
仮に赤インクと青インクで2色印刷するとします。
赤インクの部分のみの原稿と、青インクのみの部分の原稿が別々で必要になります。
そして重要なものが「色合わせ用のトンボ」です。
原稿を描く前に色合わせ用のトンボを原稿に引いてから、主線となる方の原稿を作成し、色合わせ用のトンボを基準にしてもう1枚の原稿を作成するとうまくあわせる事が出来ます。
失敗しにくい2色印刷の原稿を作成するコツは、「多少ずれても問題ない」という原稿を作る事です。
目の中や服の襟や靴の模様、人物が持っている細いものの中など細かい部分の合せがある場合は、ぴったり合えばよいのですが、ちょっとでもずれるとはみ出してしまい、とても汚い2色印刷に見えてしまいます。
絶対に失敗しない原稿とは、1色目と2色目がそれぞれ独立している原稿です。
1色目だけで見ても内容がわかる、2色目だけで見ても内容がわかるというものです。
たとえば、1色目は人物とまわりの模様トーンのみ、2色目は罫線と模様トーンの上の飾り枠のみといった具合です。
ぴったり合わせる原稿を作る自信はないけど、2色印刷をやってみたいという方は、ぜひ「絶対に失敗しない」原稿で挑んでみてはいかがですか?
もちろんトンボでぴったり合う2色印刷もお待ちしております。
第2回目のテーマは、「端まできれいな印刷をするには」という内容です。
注文した印刷物の仕上りを見て、「原稿の端のベタやトーン、背景が紙端まで届かずに白い部分ができてしまっている」「印刷に出る部分に書いたはずの文字などが欠けている」などと感じた経験はありませんか?
これは、原稿を作成するときにちょっと注意して作れば改善されます。
まず、「原稿の端のベタやトーン、背景が紙端まで届かずに白い部分ができてしまっている」という点に関してです。
この場合は、原稿を作るときにベタや背景を描くのを仕上り線まででとめてしまっているためだと思います。
市販の原稿用紙や印刷会社で作成している原稿用紙には、仕上り線とその外側に1本の線が書かれていると思います。この外側の線までベタやトーンや背景を描くようにすると紙端まできれいに印刷に出ます。
なぜ仕上り線まで書いたのではではきれいに印刷できないのかというと、仕上げで回りを切り落とすときに生じる誤差があるため、仕上り線までしか描いていないとその誤差分白い部分になってしまうためです。
次に、「印刷に出る部分に書いたはずの文字などが欠けている」という点に関してです。
この場合は、仕上り線がどこなのかを確認してみてください。B5の仕上りサイズは257mm×182mmです。
そのサイズが当てはまる線の外側の文字などは印刷には出ません。
また、そのサイズ内でも仕上りサイズのぎりぎりに書かれた文字は、仕上げで回りを切り落とすときに生じる誤差で欠けてしまう恐れがあります。
文字などが欠けてしまわないようにするためには、仕上り線の内側5mm程には文字を書かないように
した方がよいでしょう。
上記の点に注意して紙端まできれいに印刷できる原稿を作成して下さいね。
では、今回はこの辺で失礼します。
ここでは、上手な原稿の作り方から、得する注文の仕方など、同人印刷をするにあたってのワンポイントアドバイス的なことを掲載していきたいと思います。
さて、第一回目のテーマを何にしようかと考えて、当たり前なのですが「わからないことは聞く」が一番よいのではないかと思いました。
初歩的なことでも、ホームページの説明でわかりにくかった部分でも、納期が短いけどイベントに間に合うかでも、どんなことでも聞いてください。
わからないままでは注文も出来ないし、わからないまま注文した場合には確認などのために作業が中断してお届けが遅れてしまう恐れもあります。
どんな些細なことでもいいので、なんでも聞いてください。わかることは何でもお答えします。
聞くときに一つ注意点があります。
すぐに返事が欲しい場合は、お電話でのお問い合わせでお願いします。
メールやFAXだとすぐにお返事できない場合がありますので。
第一回目はこのへんで終わりたいと思います。
次回のテーマはまだ決めていませんが、取り上げてもらいたいことなどありましたら、お寄せいただければ幸いです。
こんにちは。ミニコミ担当です。
今回は、2色印刷原稿の作り方についてお話したいと思います。
「2色印刷してみたいけど、原稿の作り方がわからない」
「何度かトライしたけどいつも失敗しちゃう」
という方必見です。
2色印刷の原稿は、原稿用紙を2枚使用して作ります。
仮に赤インクと青インクで2色印刷するとします。
赤インクの部分のみの原稿と、青インクのみの部分の原稿が別々で必要になります。
そして重要なものが「色合わせ用のトンボ」です。
原稿を描く前に色合わせ用のトンボを原稿に引いてから、主線となる方の原稿を作成し、色合わせ用のトンボを基準にしてもう1枚の原稿を作成するとうまくあわせる事が出来ます。
失敗しにくい2色印刷の原稿を作成するコツは、「多少ずれても問題ない」という原稿を作る事です。
目の中や服の襟や靴の模様、人物が持っている細いものの中など細かい部分の合せがある場合は、ぴったり合えばよいのですが、ちょっとでもずれるとはみ出してしまい、とても汚い2色印刷に見えてしまいます。
絶対に失敗しない原稿とは、1色目と2色目がそれぞれ独立している原稿です。
1色目だけで見ても内容がわかる、2色目だけで見ても内容がわかるというものです。
たとえば、1色目は人物とまわりの模様トーンのみ、2色目は罫線と模様トーンの上の飾り枠のみといった具合です。
ぴったり合わせる原稿を作る自信はないけど、2色印刷をやってみたいという方は、ぜひ「絶対に失敗しない」原稿で挑んでみてはいかがですか?
もちろんトンボでぴったり合う2色印刷もお待ちしております。